こんにちは!
今回はインドのヘナタトゥーについてご紹介します。
最近は日本でもストリートファッションとしても見られるとようになってきましたが、インドでは両手にビッシリと入れた方も見られます。
染料は天然素材のヘナの実を使用しており、人体に悪影響は無いとの事です。
また10日間程で自然に消えるので、気軽に入れやすいタトゥーかと思います(一部、アレルギー反応がある方もいらっしゃるそうです)。
元々は邪悪な物から身を守る、幸運を呼ぶ力があると信じられ、大昔からある文化との事ですが、塗り込むヘナの実が体を冷やす効果もあるそう。
結婚式やお祭りの時に女性がする事が多いヘナタトゥーですが、結婚式の前などは手だけでなく足にもタトゥーを入れます。
弊社のインド人女性スタッフに写真をもらいました。
ヘナの色は濃ければ濃い程、相手から愛されていると言う意味もあるそうです。
ファッションとして気軽なもう一つの理由としては、値段の安さもあります。
ワンポイントなら片手100ルピー、広範囲に入れても200~300ルピーしかかからないようです。
小さい物であれば30分程で出来上がるそう。
よくモールの入り口で入れてくれる人がいますので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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こんにちは!
クラウンライン インドです。
少し前になりますが、3月下旬にインドは祭日がありました。
駐在員によってはその週が最大5連休で、海外旅行へ行く方も結構いらっしゃったようですが、私は1日しか休みがなく、いつも通りインドで過ごしました。
その唯一の休みは、
「Holi」(ホーリー)という名前の祭日。
この日はインドで「春の訪れと五穀豊穣、また悪魔払いといったものを祈願して盛大に祭りが行われる」のです。
具体的に何をするかと言いますと・・、
誰彼構わず水や色の粉、水風船やバケツに入ったペンキをかけまくるお祭りです。
仕事中の人も関係なし!
水や粉を持った人に遭遇すると結構狙われます(ひどい!)。
(前日から既にだいぶ盛り上がっていて、私も仕事中にかけられそうになりました・・・)
私も今回初めて見るのもあって、もう捨ててもいい服を着てちらっと現場を覗いてきました。
写真の通り、私が見に行った時点では、既に結構みんな粉まみれの状態であまり狙われませんでした。
バケツ攻撃と粉をそのまま顔に塗られたり、ちょっとやられましたが。
マンション側でも水をまいたりと結構気合が入っていて、インド人は大盛り上がり!
日本人も参加しやすいお祭りなので、駐在員の参加率もなかなか高く、人気のお祭りといってもいいと思います。
ただ見た目通り結構な被害が出ますので、1回参加するともう十分かな・・・。と感じる人も多いようです。
この時期(3月下旬)頃にインドへ行く方は、ぜひチェックしてみてください!
逆にチェックしておかないと、大事な洋服が使えなくなるかも・・。
インドでは、雨季で水量を増すこの時期に「いろいろな神様がお休みに入る」といわれています。
しかし、シヴァ神のみは休まず働いており、その「シヴァ神の力が最も強まるこの時期にガンジス川で沐浴を行い、水を故郷のシヴァ寺院まで持ち帰るという巡礼」が毎年行われています。
そのため、最近オフィス近くの大通りでも、オレンジ色の服を着て大きな装飾品を持った人をよく見かけます。
彼らは「カーンワリヤ」と呼ばれ、ガンジス川の水を聖地ハリドワールから故郷まで運ぶ人たちです。
もちろん毎年変わりますが、数はなんと500万人にのぼるとも。
このカーンワリヤには、いくつかルールがあります。
1)水が入った天秤棒カーンワルを地面につけてはいけない。
2)右肩から左肩に持ち変えるときに体の前を回すようにしなければいけない。
3)肉と酒は厳禁。
4)ハリドワールからは歩かなくてはならない。
つまり、行きは乗り物でいいのですが、帰りは水を担いで歩かないといけないのです!
しかも、持っている水を地面においてはいけない制限付き。
ハリドワール~ニューデリーの間が約300kmありますので、弊社オフィスのあるグルガオンの時点で既に350km近く歩いていることになります。
そこからまだ故郷まで歩くというのは驚きです。
デリーを通過するルートは、ある程度政府により巡礼ルートが設定されており、道中には有志や企業によって休憩所が設置されていたりします(カーンワルを地面に置けないので、かけておくための柵などがあったりします)。
想像しただけでも過酷なことはわかりますが、村でこの役目に選ばれることは誇りであるそうです。
日本でこれだけ宗教色が強いイベントを見る機会はなかなかありませんので、こういうものを見ると海外に来ていることをあらためて実感させられますね。
見た目がとても派手なので、ただ眺めているだけでも結構楽しかったりします。