「広東人は 、四つ足は椅子と机以外、飛ぶものは飛行機以外何でも食べる。」なんて言うくらい広東には様々な食材があります。
ですので、レストランに行ってこれ何?と思うことも少なくはありません。
炒め物の場合は切ったりするので形が変わり割と抵抗なく(気づくことなく)食べることができるかもしれません。
しかし、火鍋となるとそのままの形で入れるため、繊細な方にとっては見るだけでもう無理ということも多々あるようです。
私も広州に来てから中国人の友人に連れられカエルやら豚の脳みそやら色々な珍味を食べさせられました。
昨日も上司と事務所近くの料理店へ行った際、初めて目にする食材があったので、注文してみました。
鶏の子…なんとなく分かると思いますが、ここでそれが何なのか言うのはあえてやめておきます。
なんかソーセージみたいですねー、なんて言いながら茹で上がったのはこちら!!
ひるむ事無く食してみる。
見た目ソーセージのようなこの中身はフォアグラみたいなお味でした。
中医学の考え方で言うと皮を食べると皮(皮膚)にいいらしいので、豚の脳を食べると頭にいい?とか思いながら色々なものを食べています。
どんどん中国人化している≪ヤマ≫でした。
この時期、<高考>という言葉がニュースや新聞でよく話題になります。
これは日本で言う大学受験に相当するもので毎年6月の7日~9日は中国各地で実施されます。
この期間中は中国全土がある種の緊張感に包まれます。
大部分の人が一生を左右する試験と位置付けているからです。
受験生が試験時間に間に合わないような時は警察がパトカーやバイクで
試験会場へ送り届けることも少なくありません。
タクシーも受験生のために専用車両を用意しています。
一般市民ボランティアの中には自分の車を利用して受験生を試験会場へ
送り届けることを長年実施している方も数多く存在している事実には驚かされます。
私は深センで目撃したのは、試験会場付近の道を封鎖し、
「クラクション禁止」と表示がされており、実際にクラクションを鳴らした車には
警察官が警告をしていました。
ぜひ受験生には日頃の勉強の成果を発揮してもらい
【功亏一篑】にはならないように祈っています。
(Y.K)
広州に来て湿度が高くて暑いとなんだかご飯が喉を通らない。
一人暮らしで食事を作るのは面倒だけど、なかなか一人で入れる中華料理のお店が見つからない。
そんなことってないですか?
そんな方にお勧めなのが拉腸です。
うるち米を臼で引いて乳液上にし、でんぷんを加え蒸して作られるつるつるもちもちの食感でご飯が喉を通らないというあなたでも拉腸ならつるっと食べることができます。
また、中に入っている具材も蒸しエビ、干しエビ、チャーシュー、牛肉、豚肉、魚など様々な種類があります。
具材だけでなくソースも醤油やオイスターソース、からし味噌など種類が豊富なので、日替わりで楽しむことも可能です。
しっかりと食べたいという方は+お粥のセットにしてもいいでしょう!
ちなみに拉腸といいますが、見た目が腸に似ていたことからこう呼ばれているだけで、実際に腸は入っておりません。
食の広州ぜひ体験してみてください。
≪ヤマ≫
昨日、ACLの決勝トーナメントである広州恒大VSFC東京の試合が広州で行われました。
私、3度目のACL観戦。これまで見に行った試合
2011年 山東魯能 VS セレッソ大阪 (2 - 0)
2012年 広州恒大 VS 柏レイソル (3 - 1)
昨日 広州恒大 VS FC東京
ということで三度目の正直!HPを見たところ各ポジションに日本代表がいるということでなんだかいけそうな気がして観戦してまいりました。
早速、チケットを予約しようと思ったんですが…
当日、日本側応援席のチケットの販売なし ← 全て予約、名前と滞在先必須
日本円(6000円)での支払いのみ ← 現在日本円の手持ち2000円くらい
5時から5時半にソフィテルでチケット引き換え ← まだ仕事の時間
その後、個人での移動は認められずみんな仲良くバス移動 ← 諦めの境地
というわけで、柏レイソルの試合の時同様ダフ屋でチケットを買い中国側応援席に潜り込み後ろの空いている席でひっそりと観戦することにしました。
20:00開始ということで交渉がスムーズにいくよう20:00到着するように家を出ました。
到着して早速、声を掛けられる。
ダフ屋「チケットあるよ、何枚いるの?」
私「一枚、いくら?」
ダフ屋「200元」
私「え?じゃあ、いらない」
ダフ屋「なら、いくら?」
私「100元」
ダフ屋「いいよ」
私「…」
完全に出鼻を挫かれました。演技でもいいからもう少し粘って欲しかった。
とはいうものの、試合は始まったばかりで半額ならいいかなと即決し簡単なセキュリティーチェックを受け入場。
柏レイソルの時よりも多かった。場内アナウンスでは3万人と言ってました。
ちょうど日本側応援席の隣のブロックで日本の応援もよく聞こえる席でした。
いつ来ても敵地でのファンの熱い応援には感動します。日本から仕事を休んで、言葉もわからない海外に来て、ブーイングを受けようが一丸となって応援してくれるサポーターがいるということは選手にとって何よりも心強い存在でしょう。
といっても私はこっそり中国側スタンドで見ていたわけですが…
公安ともめるサポーター
個人的にはFWの平山相太を見たかったんですが、遠征メンバーに入っておらず見ることができませんでした。
試合はといいますと…
やはりアウェーは難しいですね。チャンスはあるものの終始若干押され気味。
前半に30分に決められそのまま試合終了。
なんか、広州恒大を見ているとかつて(ジーコ、アルシンド時代)の鹿島アントラーズを思い出すのは私だけでしょうか?
前日にはグランパスも負け、同じ日に柏も敗れ、日本勢がACLから姿を消すという悲しい結果に。
そして、私のACL観戦も日本勢3連敗という結果に…
サポーターの皆様応援お疲れ様でした。
最後に相手チームをたたえる拍手を贈り、会場のゴミ拾いをしてから帰る姿を見るとやはり日本人サポーターっていいなと思います。
いつかアウェイで勝って勝利の美酒を飲めるその日までチャンスがあれば是非また観戦に行きたいと思います!
≪ヤマ≫
赴任されて、外食にも飽きてそろそろ自炊でも始めようと思っていらっしゃる方、今回は知っておいて損はない化学調味料の使い方です!
(たまたま中国のニュース読んでいたらこんな記事があったので紹介してみようと思います)
この記事では5つの間違った使い方が紹介されていました。内容は以下の通り
1、酢を使う料理
理由:化学調味料は酸性の食品の場合溶けにくい。ということで、酢を入れる食べ物は酸性度が高くなるので化学調味料は溶けにくくなるという理由でうまみ効果は薄れる一方。
有名な中華料理では糖醋里脊や醋熘白菜などがあります。
2、冷菜
理由:化学調味料は80度~100度の時一番うまみを発揮する為、冷菜には使用しません。もし使用したい場合には少量のお湯に溶かしてから冷菜に混ぜると良いでしょう。
3、甘いもの
理由:化学調味料は適度なナトリウムイオンの中で発揮されます。化学調味料は塩っ気のある料理の中でこそ、そのうまみが相乗効果により倍増します。逆に甘いものに入れてしまうとお互いの良さを消してしまいよくわからない味に…
ですので、鶏茸玉米羹や香甜芋茸などには不要です。
4、餡などの具材となるもの
餃子や春巻きの餡に化学調味料を入れることは安全ではありません。
理由:化学調味料は100度を超えるとうまみがなくなるだけではなく、グルタミン酸ナトリウムを形成し、人体に悪影響を及ぼすことになります。
野菜炒めを作るときにも、野菜を炒め、火からおろした後に化学調味料を入れ混ぜましょう。
5、肉
理由:肉を野菜と炒めた場合、自然と化学調味料同様の成分を形成する為、必要ありません。
その他、卵、キノコ、海鮮にも必要ありません。
化学調味料は確かに便利ですが、なんでもかんでも入れればいいというものでもありませんので、使いすぎにはご注意を!
≪やま≫