ハノイでは、5月初旬から末にかけて「バンラン」(Hoa Ban Lang)という花が咲きます。
和名は「オオバナサルスベリ」というそうで、ハノイ市内の街路のいたるところに咲いています。
夏の到来を告げる花として、また、5月がベトナムの学校の卒業式のシーズンでもあることから学生の花としても、ハノイの人たちに親しまれています。
この花が散るころになると、雨季の足音が近づきます。
日差しの強い日もさることながら、湿度が90%以上の日も続きジメジメとしたシーズンの到来です。
そこで気になるのが・・カビ。
ハノイ市内の建物のみならず、衣類、革製品など気を許すといたるところで発生して我々を悩ませます。
エアコンの除湿機能をフル稼働させて防カビ対策とすることもできますが、電気料金などの公共料金の高いベトナムでは躊躇することもあるかと思います。
やはり、除湿器・除湿剤は必須となります。
もちろん、ベトナムでも除湿器・除湿剤はお求めいただくことは可能ですが、比較すると機能、除湿能力は日本の製品に一日の長があるのは否めません。
本当はこんな天気の日に外干しすることが一番の防カビ対策なのですが、空気もあまりきれいでなく、曇りの天気が一年を通して多いハノイでは、そうも言えません。
ハノイにお引っ越しの際は、(日本製の)除湿器、除湿剤をお荷物に含めること。衣類は完全に乾かしてパッキングしていただくことをお勧めします。
Photo by Esin Üstün
ベトナムはとにかく交通事情が滅茶苦茶です。
長く住んでいると麻痺してしまいますが、
初めてベトナムを訪れた人たちは日本との違いに驚きます。
ルール無用、本能のままに運転されるバイクと車。
バイクを運転する自分としては、いくら自分が安全運転を心掛けても
いつ事故に巻き込まれるか気が気ではありません。
昨日もスピード出しすぎ、信号無視の暴走バイクが
少し先に待ち伏せしていた警官に止められていましたが、
暴走バイクはそれを無視するように逃走。
警官は後を追うようなことはしません。
Photo by M M
日本人は逃げ切ろうなどと考えませんが、
ベトナムではルール違反のバイクや車が
警官から逃げ切るのを何度も目にしました。
警官も逃げた車両を本気で追跡することはかなり稀です。
ろくに取り締まりをしないから、暴走バイクは増え、
巻き添えを食い、事故にあう人が絶えません。
これからホーチミンは本格的な雨季に突入します。
雨の中の走行は視界も悪くなり、路面も滑ります。
事故を引き起こす要因が増加しますが、
仕事でお客様を訪問する際には、
時間に余裕を持って会社から出発するなど
自分ができる対策はしっかりと行い、
少しでも安全な走行を心掛けてまいります。
2015年4月30日は
ベトナム戦争で<南部解放40周年記念>です。
戦争が終わって40年がたちました。
ちなみにベトナム国民はベトナム戦争のことを
「アメリカ戦争」と呼んでいます。
アメリカに負けなかったとしてかなり自負しています。
そのイベントがあり市内中心部で様々な交通規制が敷かれ、
一部歩行者天国もあり街は賑やかです。
しかし!
規制区域内に住むお客様の家に行けない!!
規制が発表されたのが実施日から10日ほど前。
引っ越しするお客様は当然それより前に確定していて準備をされています。
それなのに・・・。
お客様には渋々時間や日にちを変更してもらいました。
ベトナム人からしたら大切な節目の記念日
だということは重々承知しているのですが、
今回に限らずいつも直前に決まり、それに振り交わされる我々。
それもベトナム、として日々活動しています。
鎌田@ホーチミン
こんにちは、クラウンライン ベトナムです。
雨季が終わったのか?と思わせるような天気が続いたら、
やっぱり雨季なホーチミンから南東約100kmのビーチ、
Vung Tau(ブンタウ)へ行きました。
ビーチといっても仕事で訪れただけで
ウキウキ感はあまりありません。
ブンタウのビーチフロントで飲みながら読書をしていた同僚、
蚊に刺され2回もデング熱にかかってしまった場所でもあります。
ブンタウに行く際は蚊対策を忘れずに。
By 鎌田@ホーチミン
こんにちは。
クラウンライン・ベトナムです。
日本ではお正月から一ヶ月過ぎ、日常に戻られているかと思います。
こちらベトナムは、そろそろ旧正月(Tet=テト)にはいります。
ハノイも旧正月に近づくにつれ、
新年を迎えるそわそわとした空気があたりいっぱいに広がっていますが、
今回ご紹介するのはこちら。
バインチャオ(BanhChung)です。
ラーゾンという葉に包まれた15センチ角くらいある大きなちまきです。
ベトナムのおせちといった感じで、どこのベトナム家庭でもこれを食べるそうです。
また、ベトナム北部はこのバインチャオがお正月に食べられますが、
中部、南部ではまた違ったお正月料理を食べます。
もちろん、バインチャオ以外にもご馳走を食べるのがベトナムの風習。
ある人によれば
『テトが一番うまくて豪華なものが食べられるんだ』
といってました。
気になる中身は・・。
中には豚肉と、豆の餡が入ってました。
葉の色が移るのはご愛嬌。
油っぽいかなと思いましたが、思ったよりもサッパリとしたお味です。
ただ、もち米なので、たくさんは食べられず、少しずつカットして食べます。
ラーゾンの葉で殺菌されているので、長期保存も可能なお正月の欠かせない料理です。