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5月4日フィリピン・バナナ栽培輸出企業協会は、スカボロー礁問題以後、中国がフィリピン産バナナの検疫を厳格化していると発表した。

発表によると、事件(中国漁船を拿捕しようとした)後、中国の検疫が厳格化されて輸出に支障をきたしているという。フィリピン産バナナの輸出では中国市場が過半数を占めるだけに影響は甚大だ。同協会はフィリピン政府の支援を求めている。フィリピン大統領府はスカボロー礁という主権問題が貿易などの問題に影響しないよう求めるコメントを発表した。
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拿捕のニュースが出て以降も一向に改善の兆しが見えない両国関係です。
とうとうバナナという主要農産物にまで影響が出てきました。

日本もフィリピンとほぼ同じ問題を対中国に抱えています。
もしまた昨年のようなことが起これば、前回もレアアースの制限がありましたが、両国貿易にまた何かしらの影響が起こることも十二分に考えられます。
一見関係のなさそうな個人荷物も日本から、という理由だけで不利益を被ることも起こりえます。
この国は政治と税関は密接に関係していますので十分注意が必要かと思います。

まだ春節休みのなかではありますが、中国国務院による2012年の祝祭日カレンダーが発表されていますので、次の連休「清明節」についてお知らせさせて頂きます。

今年の清明節は4月4日(水)であり、4月2日(月)～4日(水)までを3連休とすることになりました。その直前の週末土日(3月31日、4月1日)は平日扱いです。

このあいだは税関も稼働しませんので、特にお子様をお連れでのご赴任の皆さまのお荷物のお届けの時期に影響することも十分に予想されるところです。

日本人学校の始業が翌週月曜(9日)からと予想されますので、それまでにお荷物をお受け取りになる必要がおありですと、例えば航空便でも4月に入ってからの到着では検査日数がかなりタイト、且つ間に合わなくなる恐れがありますので、3月の第4週末にはお荷物を着けて頂いたほうが確実です。繁忙期となり、税関検査も相当に混み合います。余裕をもったスケジュールのご設定をお願い致します。

日本から新たにご赴任、いらっしゃる方で、特に学用品など、学校の始業に必ず必要なお荷物をお引っ越しお荷物に入れられる場合、引っ越し業者とよくよくお打ち合わせ頂いたほうがよいかと思います。