久々更新!
クラウンライン上海です。
本日は上海の隣町、「蘇州」をご案内します。
中国江蘇省に位置する蘇州市は上海から約100km。
1990年代から日本企業が多く進出し、
中でも「新区」と呼ばれる地域は
日系企業の進出が早かったこともあり、
日本人が多く住むマンション内に日系スーパーが併設されていたり、
日本人学校があったりと、ご家族でご赴任いただくご家庭も多い街です。
「商業街」と呼ばれる通りがあり、こんな感じ。
商業街通り
日系マンション
スーパーの中
日本料理屋さんがずらりと並んでいて、日本人客はもちろん
和食好きの中国人客も訪れることが多いようです。
徒歩圏内に地下鉄塔園路駅もあり、
街中をスムーズに行き来することが可能です。
ちなみにホームはこんな感じ。
塔園路駅
残念ながら今回写真がご用意できなかったのですが、
蘇州はかつてマルコポーロが「東洋のベニス」とうたった水郷で
周囲は湖や河川で取り囲まれています。
高層ビルと昔ながらの古い街並み、
中国の過去と現在が共有している場所です。
こちらはまた次回、蘇州へ行く際に写真に収めて参ります。
ニーハオ! クラウンライン上海です。
上海もトンボが飛び始め、少しだけ秋らしくなって参りました。
さて、中国にも「高速鉄道(高鉄)」という、日本でいうところの新幹線が走っています。
我々も蘇州や無錫、南京等、上海近郊へ行く際に利用しており、
先週末に高鉄で蘇州に行く機会があったので皆さんにご紹介したいと思います。
上海駅! 高鉄以外にも各駅停車のローカル列車も走っており、
早朝から地方へ向かう大きな荷物を持った方もたくさん!
中にはプレゼントでしょうか。
見覚えのある後ろ姿の大きなクマのぬいぐるみを抱えた男性もいたりして・・。
チケットを購入後、駅構内に入り、安全検査の後、改札口へと向かいます。
改札自体は発車の15分前から始まり、高鉄の待つホームへと進みます。
2011年に発生した大事故以降、スピードは落ちて今は時速約300kmで走行しています。
走行中はそんなに揺れることもなく、蘇州までなら30分程で到着します。
目的地に着くまでiPadやスマホで暇つぶしをしながら向かう方が多いようです。
その辺は日本と変わりありませんね。
ちなみに土曜日の蘇州駅はこんなかんじ。
相変わらずどこに行っても人だらけの中国です。
余談ですが、ローカル列車で遠方へ向かう方たちは
必ずと言っていいほど、大量のカップラーメンと果物やキュウリを買い込んでいます。
車内食堂も用意されていますが、列車の中でお湯が無料配布されるので、
カップラーメンで食事を済ませる方も多いです。
朝からカップラーメン臭・・中国ならではの列車の旅です。
クラウンライン上海です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
日本でも連日「記録的猛暑」のニュースが流れていると思いますが、上海だって負けていません!
今年は140年ぶりの猛暑だそうで、週に数回40度を超える日があります。
あるお客様があまりに暑いので外で卵が焼けるかどうか、実験してみたそうです。
ベランダにお皿を2時間置いて、その上で卵を割ってみたらなんと!
見事に白身が焼けたそうです。
・・・だからこんなに日焼けするんですね。上海で夏に色白を保つのは至難の業です。
先日も40度超えした日に売店に立ち寄ったら、
ネコちゃんが3匹寄り添って「ぐったり・・」していました。
暑いのが辛いのは人間も動物も一緒ですね。
夏に上海へお越しの際は是非、日傘とハンドタオルをお持ちになって下さい!
中国は空気が悪い悪いと日本ではさかんに報じられておりますが、実際生活していますと、元々街は霞んでいたので、急激に何かが変わった実感があまりありません。ただずっと霞んでいるだけです。
2週間ほど前になりますが、あの上海環球中心に登る機会がありましたので、そこからの写真をUPします。
この日は確かに雨が降りそうな天気で、霞がかっている、ともいえますがやはりそれだけではないことは明らかです。
本当に何も見えませんでした。これには確かに引きました。
今、日本で話題のサイトで鼻毛地図という、アジアの国々の空気汚染具合を鼻毛の長さで表示するものがありますが、ここ中国からは例のアクセス規制で見ることすらできません。
つまりはそれが隠さなければならない都合の悪い本当の情報で、国内では市政府発表の毎日変わらない空気質量予報で毎日「良」となっているのを見せられるだけです。
少しはましな日もあるのでしょうが、やはり正しい情報を知りたいと思います。
そして今日の風景です。今日も結構悪いです… 市からの発表では今日は軽度汚染となっていました…
上海地下鉄2号線の駅です。
プラットホームにお年寄り、小さな子供のために別の柵を設けて、特に混雑時に優先的に乗ることのできるよう配慮してあります。
素晴らしい、と思いつい写真にとりましたが、よくよく考えてみるとわれ先に、で乗り込もうとしてしまうお国柄、降りる人が降りてから乗り込むこともずっと車内放送や掲示で言われていても、まだまだ根付いたとは言い難い状況です。降りる際にはわたしたちも乗ってくる人と肩をぶつけながら降りることが日常です。
つまりはここまでやらないとお年寄りは落ち着いて乗ることもできない…の裏返し、でしょうか。