「広東人は 、四つ足は椅子と机以外、飛ぶものは飛行機以外何でも食べる。」なんて言うくらい広東には様々な食材があります。
ですので、レストランに行ってこれ何?と思うことも少なくはありません。
炒め物の場合は切ったりするので形が変わり割と抵抗なく(気づくことなく)食べることができるかもしれません。
しかし、火鍋となるとそのままの形で入れるため、繊細な方にとっては見るだけでもう無理ということも多々あるようです。
私も広州に来てから中国人の友人に連れられカエルやら豚の脳みそやら色々な珍味を食べさせられました。
昨日も上司と事務所近くの料理店へ行った際、初めて目にする食材があったので、注文してみました。
鶏の子…なんとなく分かると思いますが、ここでそれが何なのか言うのはあえてやめておきます。
なんかソーセージみたいですねー、なんて言いながら茹で上がったのはこちら!!
ひるむ事無く食してみる。
見た目ソーセージのようなこの中身はフォアグラみたいなお味でした。
中医学の考え方で言うと皮を食べると皮(皮膚)にいいらしいので、豚の脳を食べると頭にいい?とか思いながら色々なものを食べています。
どんどん中国人化している≪ヤマ≫でした。
上海は世界で一番外国人が多い街と言っても過言ではありません。
日本人だけでも100,000人はいると言われています。
古北エリアや浦東の日系マンションでは殆ど日本と同じ感覚で生活をする事が出来ます。
ですが、せっかく海外にいて、しかも世界で最も国際的な都市のひとつである上海で生活しているのだからもっともっとオリエンタルなエリアを満喫したい人も多い事でしょう。
と言う事で今日は上海市内で外国人が最も多いエリア特集です。
1.復興西路×永福路エリア
夜になるとワインバーやレストラン、ハウスやテクノと言った音楽をかけるクラブやジャズバーで国籍関係なく大勢の人で賑わうエリアです。
また、路地裏を入って行くとそこにも可愛らしい小物屋やカフェがあったりと、その辺はいい意味で中国らしくて素敵です。
昼は昼でお洒落なカフェやワインバーが賑わっていて、春や秋にはオープンテラスでいろんな国の人達と楽しいひと時を過ごせます。
2.進賢路エリア
淮海路の裏側、上海花園ホテル(オークラホテル)付近にある狭い路地にあたります。
最近の上海…中国では主に新天地のようにこぎれいにしたようなモールがあちこちで作られ、昔の建物や家屋は次々と壊されて行ってしまっていますが、このエリアは敢えてそのままの建物で残されており、また店舗同士で連盟を結んでいる為他のエリアのお店のようにすぐに潰れたり、移転する…と言った事が比較的少ないエリアです。
昔ながらの美味しい中国の家庭料理屋さんでは夕方になると毎日長蛇の列が出来ます。
店は狭くて決して清潔とは言えませんが味は確かです!
余談ながら私の友人もこのエリアにバーとブティックを出していて、商売繁盛しているようです。
その理由は中国には珍しい再開発に負けない地元民の団結なんだと思います。
3.虹梅路エリア
上海贋物ブランドのメッカ「真珠城」で有名(?)な場所です。
真珠城の裏には沢山の日本料理屋さんがあり繁盛しています。
そしてもう一つ「休閑街」と呼ばれるストリート。
こちらは欧米風のバーやレストランが多く立ち並び、週末の夜は多国籍の人達で賑わいます。
ドイツ、ベルギー、メキシコ、イラン、インド、インドネシア、スペイン、タイ
・・・・思い浮かぶだけでもこれだけの国々のレストランがこの狭いストリートに集結しておりそれらの国のお店をより好みで選べるとっても贅沢なエリアです。
上海のお洒落スポットと言えばやはり新天地や田子坊、外灘等が有名なのでしょうが、もっともっと探してみれば自分だけの隠れスポットを発見出来るかも知れませんね。
この時期、<高考>という言葉がニュースや新聞でよく話題になります。
これは日本で言う大学受験に相当するもので毎年6月の7日~9日は中国各地で実施されます。
この期間中は中国全土がある種の緊張感に包まれます。
大部分の人が一生を左右する試験と位置付けているからです。
受験生が試験時間に間に合わないような時は警察がパトカーやバイクで
試験会場へ送り届けることも少なくありません。
タクシーも受験生のために専用車両を用意しています。
一般市民ボランティアの中には自分の車を利用して受験生を試験会場へ
送り届けることを長年実施している方も数多く存在している事実には驚かされます。
私は深センで目撃したのは、試験会場付近の道を封鎖し、
「クラクション禁止」と表示がされており、実際にクラクションを鳴らした車には
警察官が警告をしていました。
ぜひ受験生には日頃の勉強の成果を発揮してもらい
【功亏一篑】にはならないように祈っています。
(Y.K)
広州に来て湿度が高くて暑いとなんだかご飯が喉を通らない。
一人暮らしで食事を作るのは面倒だけど、なかなか一人で入れる中華料理のお店が見つからない。
そんなことってないですか?
そんな方にお勧めなのが拉腸です。
うるち米を臼で引いて乳液上にし、でんぷんを加え蒸して作られるつるつるもちもちの食感でご飯が喉を通らないというあなたでも拉腸ならつるっと食べることができます。
また、中に入っている具材も蒸しエビ、干しエビ、チャーシュー、牛肉、豚肉、魚など様々な種類があります。
具材だけでなくソースも醤油やオイスターソース、からし味噌など種類が豊富なので、日替わりで楽しむことも可能です。
しっかりと食べたいという方は+お粥のセットにしてもいいでしょう!
ちなみに拉腸といいますが、見た目が腸に似ていたことからこう呼ばれているだけで、実際に腸は入っておりません。
食の広州ぜひ体験してみてください。
≪ヤマ≫