こんにちは!
今回はインドの大気汚染についてご紹介します。
最近はいつにも増して視界が悪く、PM2.5やPM10の数値も危険域が続いています。
大使館からも勧告が出ていますね。
中国の大気汚染がよく報道されていますが、インドのPM2.5の数値は中国の倍近くになっています。
現在のニューデリー近郊のPM2.5数値は、インドの基準の16倍、WHOの基準の70倍まで上がっているようです。
日本ではPM10は日本では環境基準に設定されていませんが、多くの国で採用されている指針です。
PM2.5より粒子径の大きい微粒子であり、PM2.5と同様に健康への被害が報告されています。
粒子が小さければ、体内に入った時、肺の奥まで粒子が入ってしまいます。
また、ご存知の通り、小さい粒子が体に入らないようにする為に、それに応じたマスクが必要になります。
インドのマスク屋も大繁盛です。
PM2.5対策にはN95と言うマスクが有名ですが、中々インドで見かける事は少ないかと思います。
Amazon IndiaやFlipkartで買う事ができます。
N95
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明けましておめでとうございます!
クラウンラインインドです。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今回は今や世界一ともいわれるニューデリーの交通渋滞についてです。
以前にも書かせていただいたのですが、昨年ニューデリーのPM2.5の平均値が世界一となり、現在インド国内でも問題として取り上げられつつあります。
(写真は、先日特に空気が悪かった日です)
そんな中で今年、渋滞緩和はもちろんのこと、大気汚染の改善を目指すべく、1月よりニューデリー市内の交通規制が試験的に(1月1日~15日まで)行われることとなりました(タクシーやバスなどの公共交通機関は適用外)。
方法としては中国・北京と同じで、1日ごとに車ナンバーの偶数と奇数で分けるというものです。
1月1日:奇数の車、1月2日:偶数の車、1月3日:奇数の車・・といったかんじです。
どのくらい影響するかは不明ですが、この試験期間で一定の効果があれば本格的に始動となってくる可能性もあります。
仕事で車やトラックをどうしても使うので不便なものではあるのですが、デリーの渋滞も本当に深刻な問題なので仕方ありません・・・。
ちなみに初日である1月1日には200人ほどが捕まったそうですが、州政府の見立てよりは少なかったようです。
何人くらい捕まると予想していたのやら・・・。
罰金は2,000ルピー(3,600円程度)なので、日本に比べると安いですが、インド人にとってはなかなかの罰金です。
個人的には中国と同じように、PM2.5の数値が若干下がったり青空の日が出てくるかもしれませんが、結局そこまで改善しないと予想しております。
しかし、滞在者としては少しでもよくなってくれればいいなと願っております。
(まあまあ空気の良い日はこんなふう)
こんにちは、クラウンライン インドです!
今回は日本でもよく耳にする「PM2.5」について紹介していきます。
日本ではなにかと中国の大気汚染が取り上げられますが、実は現在インドのほうがPM2.5の数値が高いことをご存知でしょうか?(もちろん最近中国が対策を講じている結果でもありますが)
今年6月に出た某記事より、世界で空気(PM2.5の値)の悪い都市というものが発表されましたので、その中からトップ5をまとめてみました。
1, India, New Delhi
(PM2.5平均値:153マイクログラム)
2, India, Patna
(PM2.5平均値:149マイクログラム)
3, India, Gwalior
(PM2.5平均値:144マイクログラム)
4, India, Raipur
(PM2.5平均値:134マイクログラム)
5, Pakistan, Karachi
(PM2.5平均値:117マイクログラム)
気づきましたか?
そう、上位4都市はすべてインドなのです!
日本では70マイクログラムを超えると注意喚起を出す都市が多いことを考えると、この数値が異常であることは一目瞭然です。
【参考】
環境省では、都道府県などの自治体が住民に対して注意喚起をするための「暫定的な指針となる値」として、「1日平均値70μg/m3(マイクログラムパー立方メートル)」を示しています。
ちなみに中国・北京の平均値は56マイクログラムで、日本・東京は昨年16.5マイクログラムでした。
日によって高い低いはありますが、比べるとインドの数値の高さがよくわかると思います。
日本ではなかなかインドの情報は入らないかと思いますし、中国がなにかと取り上げられてしまうのでイメージが薄いかもしれませんが、今後インドへご旅行やご赴任をされる予定がある方は、マスクなど対策グッズを忘れずにお持ちください!