こんにちは。
クラウンライン・アメリカです。
サンフランシスコの坂というと、お客様の大切なお引越し荷物配達の為、初めてサンフランシスコの街を走った時、、
車のナビに促されるまま、心の準備も無しにこの坂を登ることになってしまった事が思い出されます。
前方に車2台、後方に車1台、見たことも経験したこともない急坂を目の前に横道に逸れることもできず。。。
緊張のままそのままに、交通の流れに促され、、、ふと前の2台が停まった。
なんとこの坂は、急坂を登りきる前に信号待ちをさせられるのです。
傾斜があまりにも急な為、自然に目線の先には青い空が広がり。。。
おまけにバックミラー越しに見えるマイカーの後ろで信号待ちしている車は。。。
ピタっと後ろに着いている始末。。。
アクセルを踏むのに深呼吸、その前にどうやってブレーキから足を離そうかと心臓はバクバク。。。
お客様のアパートは全部乗り切ったところの直ぐ右側。。。
まるでジェットコースターの登りの時と同じ引力を背中に感じながら、
このまま進まなければお客様宅にはたどり着けないと言い聞かせた。。。突き進むしかない。。。
と、サンフランシスコの坂を初めて運転される人が誰でも体験される緊張の時を過ごしたのでした。
同じ急坂を行くケーブルカーはサンフランシスコのシンボルとして長年活躍をしていますが、調べてみると1873年に世界初のケーブルカーが走り出したのがここサンフランシスコ。
かつて高台に生活する人々の足となっていたのは馬車であったそう。
急な坂を馬車が人や荷物を乗せながら登り降りしていたが、1869年の冬の雨の日(夏の日という説もありました)に重い荷車を引く馬が足を滑らせ、その重さで滑り落ちてしまい、5頭の馬が亡くなってしまう事故が発生したとのこと。
この惨事を目撃した英国からの移民、Andrew Hallidie氏がこのような事故を今後起こしてはいけないという信念の中、ケーブルカーの開発を行ったというのが「ケーブルカー誕生の歴史」だそうです。
現在サンフランシスコでは、路上駐車中にブレーキトラブルが発生した際に車が勝手に動き出きだし大惨事を招かないよう、タイヤが動いても歩道に当たるようハンドルを切って駐車しておかなければならない法律があります。
忘れてしまうと罰金となるので注意しましょう。
傾斜がきつくなり90度で駐めなければならない場所もあります。
車が思いっきり傾いています。
前方の車がスッと見えなくなるのはサンフランシスコらしい風景です。
サンフランシスコのお引越しサービスも、こんな坂道に負けずチーム一丸となってがんばっています!
坂道のお荷物搬入・搬出も何なりとお申し付け下さい。