こんにちは!
旧正月が終わり、ベトナムでも2018年になりました。
今までこの時期は休みを利用して帰国していましたが、ベトナム生活3年目にして初めて「ベトナムのテト(旧正月)」を経験したので紹介させていただこうと思います。
今回はベトナム北部のBac Giang省で過ごすこととなりました。
実際のテトの期間は旧暦1~3日ですが、多くの会社では28日から仕事は休みになります。
上の写真は、金柑の木です。
この他に梅の木と桃の木がテトの象徴として多くの家や会社、ホテルなどに飾られます。
日本でいう門松やしめ縄みたいな感じですね。
テトの前にお世話になった人たちに贈り物をする習慣があり、どこのお店も年末商戦でにぎわいます。
大晦日になると各親戚や知人の家への訪問が本格化します。
この時準備しておくのが「お年玉」です。
本来は新札を赤い封筒に入れて渡すのですが、現金でそのまま渡したので問題ありません。
赤ちゃんくらいの子には1万ドン、幼稚園~小学生くらいなら2万ドン、中学生以上は5万ドンというのが相場のようです。
事前に銀行で2万ドンと5万ドンを30枚づつ用意していたので十分だと思っていましたが、なにせベトナムは子供の数が多いです。
さらに追い打ちをかけるように、お年寄りにもお年玉をあげる習慣があったりしたもんですから60枚では足りませんでした。
普段静かな田舎町も年末の夜は盛り上がりを見せます。
午前0時には盛大に何発も花火が打ち上げられます。
この花火だけでは物足らず各家庭でも至る所でゲリラ的に花火が打ち上げられるので突然の爆音に何度もびっくりしました。
家に帰るとご先祖様へのお供え物が飾られていました。
ちなみにベトナムの正月料理(マムコー)がこちらです。
有名なのはバインチュンというおこわのようなものですが、その他にも茹で鳥、ベトナム風揚げ春巻き、ゾー(肉の練り物)などがあります。
私はこのゾー(右下の丸いやつです)が嫌いなのですが、毎回必ず食べさせられます。
ベトナム人はなぜかみんな人の器に勝手に自分で選んだものを入れてきます。
そして、なぜかゾーをよく入れてきます。
さらにビールとワイン以外のお酒は、いつもポリタンクかペットボトルに入った自家製のもので得体がしれません。
元旦になるとお寺への参拝とChucTetという各親戚、隣人宅への訪問が始まります。
どの家でも豪華なご馳走やお菓子が用意されていてなかなか断われないので、一日中飲み食いすることになります。
私の場合、食べ過ぎと飲みすぎでトイレに行く回数が増えました。
ベトナムのトイレは時々目を覆う状態のものもありますが、ベトナムにも年末大掃除の習慣があるため、今回はどの家のトイレも清潔だったので助かりました。
ようやくすべての日を無事乗り切り、今晩は疲れた胃と肝臓を休めようかと思ってハノイへ帰ると、残念ながら大家さんが豪華な料理を用意して待ってくれていました。
記事をみると散々なようですが、実際はみんなに温かく歓迎してもらえて、とても楽しくて忘れがたい「思い出のテト」になりました。
来年がまた楽しみです。
こんにちは!
先日友人から週末の予定を空けておくように言われました。
何かあるのか聞いてみるとお婆さんの3回忌に招待したいとのことでした。
ベトナムにも3回忌があるんだなというのに驚きましたが、全く故人と面識のない私を誘うことにも少しびっくりしてしまいました。
当日は運転手付きの車をよこしてくれて会場に向かいました。
ついてみるとかなり大勢の人が待っていました。
亡くなって3年が経過したら、新しくきれいな墓を建てるんだそうです。
ベトナムではよく家にお呼ばれすることがありますが、その際はちょっとした手土産を持って行くのがベターです。
通常は特に高価なものである必要は無く、市場で買った果物やミルクやお菓子など200~300円程度の物で十分です。
しかし、このような式典の場合はお金を用意します。
相場は20万から50万ドンですが、日本人の場合は20万ドンだと少し気まずいかもしれません。
お金は自分の名前を書いた郵便封筒に入れて、お供えします。
仏壇に手を合わせた後は、恒例のお酒と食事です。
このラインナップもう何度も見ました・・
朝から大量のお酒を飲み、帰りの帰りの車でさらに車酔いになってしまい、帰ったらぐったりでした。
ベトナムに3回忌があったので少し詳しく聞いてみると・・。
ベトナムでは人が亡くなったら、まずお葬式が行われ、その後、月前半に亡くなった場合15日、月後半に亡くなった場合は翌1日にもう一度 lễ cúng tuần という式が行われるのだそうです。
さらに49日もあり、その後1周忌、3周忌、さらに毎年命日にも家族が集まるとのことでした。
やはり同じ仏教国だからか日本とよく似ていますね。
こんにちは!
先日、息子夫婦とその友人が日本から遊びに来ました。
息子夫婦がベトナムへ遊びに来るのは2回目となり、今回のリクエストは
「日本人の行かないようなローカル感が味わえる場所に行きたい」との事。
思案の末、以前弊社で働いていたベトナム人の友人宅があるドンナイ省に日帰りで行くことにしました。
そこは、ボーカップバン観光区(Bò Cạp Vàng)というベトナム南部の伝統的な風景や文化などを体験できる観光スポットで、ホーチミン市から約20キロと近いため、週末になると学生など多くの客でにぎわいます。
息子夫婦+友人+我々夫婦、総勢6人の移動には、運転手付き 7人乗りのレンタカーを事前に予約しました。(1日VND 1,500,000)
土曜日 朝 9:00 出発~
家までレンタカーがお出迎え~
ホーチミン市のカトライ港(Cat Lai Port / 引越荷物がつく所)まで、自宅から30分ほどで到着。
ドンナイ省へは、スワイラップ川(Sông Soài Rạp)を渡ります。
カトライ港からフェリーに乗り込みます。
料金は、車:VND50,000・バイク:VND5,000 程度。
フェリーが動き出して約5分ほどでドンナイ省に到着~
友人(ベトナム人)に港まで迎えに来てもらいました。
そこから車で40分ぐらい南下して、ボーカップバン公園に到着~
入園には、大人一人 VND50,000 です。
童心に戻って大はしゃぎしてしまいました。
バギーも楽しい!
レーサー気分が味わえます。。。
思いっきり遊んだ後は、食事タイム。
園内にある店に注文して、川沿いのテーブルへ運んできてもらえます。
今回は、土曜日だったため、訪れる人が少なくゆっくり遊べました。
通常、日曜日・祝日は人が多いそうです。
1年ほど前の日曜日に遊びに行ったスタッフの写真がこれです!
午後から、ベトナム人の友人宅へお邪魔しました。
遊んだ後のビールは格別です。
そして、やっぱり日本人には一度も遭遇しませんでした。
ベトナム ローカル旅行を堪能して息子たちも大満足でした。
毎朝、ホーチミン日本人学校に行く子供のために5時前に起きて弁当作りをしています。
朝早く起きるのはつらいけど、きれいな朝日がほぼ毎日見れるので幸せな気持ちになります。
今日も一日を大切に頑張ろうという気持ちになれます。
そんな幸せのおすそ分け。
午前5時頃、「うっすらと光が・・・」
朝日です!! 元気をもらえます
さ~~
今日も一日がんばりましょう!
ここ、ベトナム ホーチミン市(旧サイゴン)は、熱帯気候で平均湿度は75%(日本の夏の湿度とほぼ一緒)。
1年の2つの季節(雨季・乾季)に分かれます。
雨季(5月~11月下旬)
乾季(12月~4月)平均気温 28度
ベトナムの首都 ハノイから1,760㎞南に位置します。
【北海道から鹿児島(1,888㎞)とほぼ同じ】
ホーチミン市の面積は2,095㎦ 東京都(2,191㎦)とほぼ同じ
人口は15歳までは24%
15~49歳と働き盛りは58%
50歳以上は18%
若い人が多いと街は元気です。
そんな中にいると自然と元気になれるような気がします。
こんにちは~~
今日、会社スタッフの男性社員(ベトナム人)から突然チョコレートを貰いました。
「えっ? なぜ?」
「今日10月20日は、女性の日だから・・・・」
ベトナムでは、女性の日が年2回もあるそうです。
3月8日と10月20日。
一般的には、男性が女性にプレゼントをするそう。
「あら、ありがとう。。。では次回、男性の日があればその時にお礼を」と思ったのですが、
なんと、男性の日はないそうです。。。
因みにベトナムでは先生の日があり、一般的には父兄が担任の先生などに贈り物をする日なのだとか。
今回の女性の日、officeの入っているビルのマネージメントからは花束が届きました。
ベトナムでは女性が大切にされるようです。