長旅お疲れ様!期待に胸膨らまして、エコノミークラスの狭い席で息を捲いていたあなたも、機内で眠ろうと努力したのに眠れなくて、つい飲みすぎてしまったあなたも、小さなモニターの映画の見すぎで目がチカチカしているあなたも、着きましたよ!!シンガポールです。
特に、日本の航空会社でいらした方は、ここでぷっつりと日本語とは疎遠なる瞬間です。
アジアのHUB空港として機能しているチャンギは3ターミナルとバジェットターミナルの4ターミナルからなるでっかい作りになっております。かなり近代的で清潔感のあるチャンギ国際空港は広いのです。実は。。。
標識に従ってとととと歩いても、本当にこれで合っているのかしらと思うほど歩いた先に、入国審査官がこわもてでお出迎え。(そして今、審査中)
列を作ってやっと順番が廻ってきて、そこで初めて入国カードの存在に気づく。(というか、体験談)
うーん、何を書いていいやら分からない。慣れていないと、全部埋めれないし、埋めてみても間違いに気付いたり。。。機内にいる最中にフライトアテンダントに聞いておけば良かったなぁと思っても後の祭り、なにしろそんなカードが在ることさえ知らないのですから(機内でいったい何をしていたんだろうか?)で、当然のことながら、何しろぜーんぶ英語で書かなきゃいけないのでね。
恐る恐る自分の隣で一筆入れている、インド人らしきご家族連れのお父さんであろう方に尋ねてみる。
軽―く受け流される。そりゃそうだな、到着したの夜中の1時だし、子供眠そうだったからな。そうこうしている内に、カウンタ手前にはぽつねんと私一人きり。審査官も遠巻きに訝しげーな顔でこっちを見ている。
しようがないから、審査官に直接質問をいう強行的な行為に出る。
幸いなことにその女性は呆れながらも書き方をレクチャーしてくれた。
筆が止まっているとスペルも教えてくれた。
書くってことと、話すってことと、能力が違うと思いませんか?自分が如何に文盲かを身に沁みながらカウンタ越しに書いてゆく。
審査官 “ここに便名書いて”
私 “?”
審査官 “チケット見せて、これこれ、このアルファベットと数字”
審査官 “滞在先は何処?”
私 “住所忘れた”
審査官 “ホテルの名前は?知ってるでしょう?”
私 “忘れた”
審査官 “でも泊まるところは有るんでしょう?”
私 “ある”
これもう審査じゃねーな。
そういえば日本から持ってきた携帯メールの文面に、ホテルの名前のデータがあったので記入。
そうして、無事にカウンタを通過してと。審査官のお姉さん、親切にありがとう!!あの時のスタンプの音が今でも忘れられない。
処理が済むと出国の部分を切り取って返してくれるんだけれど、ちゃんと政府が発行するPASSが発行されるまでの間、違ってもコンビニでオムスビ買った後のレシート感覚で捨てちゃだめだぜい!
海外引越しのクラウンライン kopi o