こんにちは、クラウンライン ジャカルタです。
「保活」という言葉を、最近ネットのニュースで知りました。
都会では、待機児童の問題が深刻で「子供の保育園を確保するための活動」だそうです。
そんな言葉は知りませんでしたが、私もつい半年前、ここジャカルタで保活(+就活)をしていました。
インドネシアに来る前、ジャカルタには日本のような保育園はないから、働くなら
1)家族にみてもらう
2)ベビーシッター(メイドさん)を雇う
のどちらかしかないよ。と言われていました。
実際、私の周りのワーキングマザー(インドネシア人・日本人)を見ても、このどちらかの方法で働いている方ばかりです。
頼れる家族は近くにいないし、やっぱりメイドさんを探すか子供がある程度大きくなるまで仕事は無理かな。
と思っていた矢先、インドネシア人のママ友から、「Day care」は1日預かってくれるよ!という耳寄り情報を聞きました。
デイケアというと老人介護施設(?)しか思い浮かばなかったのですが、ここでは、日本の保育園の様に朝から夕方まで子供を見てくれる施設を、Day Careというようです。
それから、いろんな人に聞いたり、ネットで調べたりして、ジャカルタの保育園(Day care)を探しました。
探してみると色々あるのですが、実際見に行ってみると、一軒家で子供を野放し、ではなく自由に遊ばせてるだけだったり(時間を持て余すおばちゃんたちが近所の子供数人集めて託児所やってるイメージ)。
日本の保育園のように歌やお遊戯や本の読み聞かせなどといった活動はなく、食べ物もなんだか適当・・・・というところも1、2軒ありました。もちろん、ちゃんとしたところあります。
ただし、
料金は結構な額で、正直ベビーシッターを雇ったほうが安い・・・
この辺がやっぱり保育園が少ない、充実しない理由なんだと思います。
実際預けてみて思ったのが、ここでは「保育園は日本のように働く母のためのものでもなく、少し裕福な人が利用する施設」のようです。
我が家は共働きで利用しているだけですが、仕事終わりに慌てて迎えに来ているのはうちぐらいで、メイドさんが迎えに来ている家庭がたくさんあります。
とくにお母さんが働いているというわけでもないようです。(保育園も行ってベビーシッターもいるインドネシアの子育てって・・・)
もちろん料金も、日本のように自治体の補助なども収入に応じてなんてこともなく、一律皆同じ金額です。
保育園探しで、一番大変だったことが、就職活動と保育園探しを同時進行しなければ行けない点でした。
日本のお母さんも、職場と家と保育園はなるべく近いほうがいいと思うでしょうが、そんなにうまいこと家から近い職場と保育園は見つかりません。
ここジャカルタは渋滞がひどいので、家の近所の保育園に預けてしまうと迎えにいけない。
保育園の多くが朝7時~夕方6時(延長料金で7時まで預かってくれるところも)までなので、保育園選びで優先したのは、会社からの近さでした。
実際これは間違っていなく、会社から少し離れたところに住んでいるので就業時間と同時に飛び出しても7時前に家に着いたことは一度もありません。
なので、仕事の面接が入ると、そこの近くの保育園をさがし、面接後、保育園見学という就活+保活のフルコースで回っていました。
私が最終的に選んだところは、職場近くのアパートメントの中にある保育園でした。
残念なのは、日本のような園庭はないのですが、その代わり、広いプレイグラウンドがあったり、
クラスルームもカラフル。
お昼寝部屋もあって、おやつも給食もちゃんとしたものを出してくれます(インドネシア料理)。
連絡帳も毎日先生が書いてくれます。
また、日本のようなお遊戯会もあったり。
日本、韓国、スペインの文化について学ぼうというイベント。
他の国についてはわかりませんが、日本のテラテラした死人衣装(左前)、、びっくりしました。そしてハチマキ(笑)。でも楽しそうです。
遠足でアンチョルの水族館に行ったり。
娘は保育園でお友だちもでき、インドネシア語+英語も覚え、毎日楽しく登園しています。
ジャカルタで働きたいと思っているお母さん方の選択肢として、保育園がもっと増えるといいなぁと思います。
働きたいお母さん、Day Careを一度見に行かれてはいかがでしょうか?