こんにちは、クラウンライン広州です。
1月31日は旧暦の1月1日、中国の旧正月です。
ほとんどの人々は故郷へと帰省しますが、
今年は1月16日から帰省のための特別交通体制となりました。
(中国語で“春運”と呼びます)
帰省とUターンを合わせると、この期間は全中国で30億人もの人々が移動します!
まさしく民族大移動~
弊社オフィスの隣には広州東駅があり、ここからも各都市への列車が運行。
<大きな荷物を抱え足早にホームへ>
<おしゃべりやトランプをして列車を待つ人々>
ここ広東省にはこの時期ならではの風物詩で玄関や入口にミカンの木を置きます。
これは中国他都市にはありません。
<入口にあるミカンの木>
この由来は柑橘の“橘”と“吉”の広東語の発音が同じため
たくさんの吉や多くのめでたいことがあるようにと縁起を担いでいるためです。
この時期は道端に露店が多数出店していますので気軽に購入できます。
<道端で販売されているミカンの木>
広東に長く住めば住むほど、この土地にある風俗習慣の新発見があり
多くの広東語の表現に面白さを感じているこの頃です。
(※クラウンライン中国は旧正月のため1月31日~2月6日までお休み致します)
【大吉大利】
<Y.K>
こんにちは、
クラウンライン広州です。
12月21日は 冬至 でした。
広州も気温がずいぶん下がりまして
最低は約5度、最高気温も約14度位です。
冬至に日本ではかぼちゃを食べて柚子湯に入る習慣がありますが
ここ中国では、
南方では湯圓(白玉だんご)を、北方では餃子を食べる習慣があります。
<湯圓(たんえん)>
湯圓にはあんこやごま等多数の具があり、それぞれの家庭でも異なります。
また、広州では通年よくスープが飲まれています。
とある通りにはスープ通りまであり、毎日大盛況です。
テレビ報道によると冬至にはたくさんの広州市民で賑わったとのこと。
<ココナッツ鶏スープ>
<人気スープ店>
広州の⦅文明路⦆通り付近に数件ありますので、
英気を養いたい方にはおすすめです。
【养精蓄锐】
<Y.K>
ニーハオ!
クラウンライン上海です。
「上海と言えば・・、上海蟹!」
ということで、先日上海蟹を食べに行って参りました。
上海蟹は、9月下旬から1月頃がおすすめ!
主に蟹みそを楽しむものですが、
特にメスはお腹に卵を抱えた10月、オスは白子が成熟する11月が旬と言われています。
今回行ったのは銅川路の海鮮市場、上海で一番有名な海鮮市場です。
市場の中はこんなかんじ。
エビ、シャコ、ヒラメ、牡蠣など、上海蟹以外にも沢山の新鮮な海鮮が並んでいて、
この中から自分で好きな食材を選んで近くのレストランに持って行くと、
好きな料理に調理してもらえます。
途中から「食べるのに夢中で」写真がありませんが(申し訳ありません・・)、
上海蟹は甲羅を外すと、蟹みそがいっぱい!
そのまま食べても濃厚で美味しいですが、
お酢を付けるとさっぱりして更に美味しく頂けます。
ちなみに蟹は体を冷やすので、紹興酒や生姜と一緒に食べるのが良いそうです。
甲羅にそのまま入れて食べるのもおすすめです!
上海蟹で一番有名なのは、昆山市巴城鎮にある「陽澄湖産」の上海蟹。
湖の水質がよく、餌が豊富なため蟹も大きく成長します。
この時期、週末にもなると上海蟹ツアーのバスで道路が渋滞しているそうです。
上海にお越しの際はぜひ一度お試しください!
こんにちは、クラウンライン北京です。
皆さん体調は如何ですか?
北京は早くも何だか肌寒くなってきました。
だけど昼間はまだまだ暖かく、辛うじて秋の香りがします。
さて、先日、北京における世界遺産の一つである「颐和园」へ行ってきました。
颐和园・・清の時代、あの西太后の避暑地として建てられた庭園です。
最近だと日中合作ドラマ、
浅田次郎・原作『蒼穹の昴』の舞台でも使用されていたのが有名でしょうか。
尚、西太后役は田中裕子でしたね。
その颐和园に、今話題の「巨大ヒヨコ」ことRubber Duck(ラバー・ダック)が、
10月の26日まで展示されている、と。
観に行かない訳にはいかない!!と、さっそく行って来ました。
PHOTO:Hiromitsu Morimoto / CC BY-NC 2.1
↑ これが颐和园にやってくる!楽しみです!!!
この前まで天気が優れなかった北京だったのですが、当日は見事に晴れ!
正にRubber Duck日和!!!
と、期待に胸を膨らませて行ったのですが・・・、
何と、強風の為、この日は「展示をしない」と!!!!
なんて事だ!!残念過ぎる・・・。
しかも、風なんて全然吹いてないじゃないか・・・。
ちなみにこのRubber Duck、
次は大阪で展示されるらしいですよ。
興味のある方は、是非行って見て下さいね。
http://www.hetgallery.com/rubber-duck-project.html
Rubber Duckを拝めなかったのは無念でしたが、
それを差し引いても十分素晴らしい颐和园を堪能してきました。
颐和园の建物の中へと入って行くと・・、
↑ このオブジェ、よく見ると顔だけ新しく付け替えられています。
顔が無い仏像もあります。
これは文化大革命の時に暴徒化した紅衛兵が破壊したのでしょう。
文化大革命のスローガンは『旧体制、旧文化の破壊』でしたからね。
全くもって罰当たりな話です。
↑ メインのお城のてっぺんから見下ろした景色。
北京の街が一望できました。
この日は天気も良くて綺麗でした。
(どう考えてもRubber Duck日和だったのになあ・・)
お目当てのRubber Duckには出会えませんでしたが、
久々の颐和园を十分堪能させて頂きました!
K
ニーハオ!
クラウンライン上海です。
上海にも秋が到来しました。
秋といえば、中国でも果物が美味しくなる季節です。
中国は果物好きな人が多いので、上海の街中でも至る所に果物屋さんがあり、
いつでも旬の果物を食べることができます。
リンゴだけでも数種類!
新疆から煙台まで産地も様々で、味や食感も違うので食べ比べも楽しむことができますよ。
中でも、今の季節のイチオシは「柚子」!
どこのお店に行ってもオススメされます。
中国語では「柚子(ヨウズ)」といいますが、かなり巨大な「ブンタン」のことです。
中身が黄色と赤色の2種類あり、味は甘いグレープフルーツに近いです。
重いものほど身が詰まっているそうですよ。
「柿」もあれば・・、
「石榴(ざくろ)」も、あります!
美味しいものが食べたいなら、やっぱり現地の方にオススメを聞くのが一番ですね。