こんにちは、クラウンライン北京です。
中国では旧暦の8月15日(今年は新暦の9月15日)に、
「中秋節」という祝日を迎えます。
中秋節は、日本でいうところの「お月見」です。
この日は家族で集まり、月を見ながら「月餅」を食べながら幸せで円満な生活を祈る日とされています。
そして、親戚や取引先等、お世話になった方へ月餅を贈る習慣があります。
この時期は有名ホテルやレストラン、ハーゲンダッツやスターバックス等の外資系企業でも月餅が販売されます。
棗(なつめ)や黒ゴマ、ナッツ等の昔ながらのものからチョコレートやマンゴー等、現代風にアレンジされたものや、広東風だと中に塩漬け卵や豚肉入りの月餅もあり、種類も豊富です。
そんなわけで、今年の第1号はこちら!
天安門近くにある宮廷料理のレストランでつくられたものとのこと。
真っ赤な箱に牡丹の花で中国っぽいですね~。
ひとつずつ個装梱包になっていて、こんな風に何味か書いてある月餅もあります(「豆沙」はあんこ味です)。
今回の変わり種でしょうか、椎茸味も入っていました。
この黒い粒々が椎茸でしょうか。
・・・なんというか、非常に斬新なお味でした\(^o^)/
北京事務所はこれから当分の間、月餅生活が続きそうです。
今年も「春節」の季節がやって参りました。
日本だと1月1日にお正月を迎えますが、中国では「春節」といい、旧暦の1月1日がお正月となり、今年は2月7日から13日までがお休みとなります。
春節だけは、都市部に出てきた人たちも実家へ帰り、家族や親戚と一緒に過ごす大切な行事です。
もともと「パワーがある」「縁起が良い」という理由から、赤色が大好きな中国のみなさん。
この時期はお正月飾りの提灯も赤、門や入口に貼る「福」や「対聯(幸運が入ってくるように新年を祝い邪気を払う言葉が掛かれた門飾り)」も赤、です。
大みそかに現れる「年」という怪物を追い払うため、年の苦手な赤色の服を着て、戸口に赤い紙を張り付けたのが始まりだと言われています。
そんなわけでスーパーの正月飾り売り場もこんなかんじ。
とにかく赤一色です!
これだけ真っ赤ならばっちりですね。
ニーハオ!
本日は北京スタッフで、お昼に餃子をいただいて参りました。
中国の餃子は水餃子が一般的です。
普段からよく口にしますが、お正月等のお祝いの席では必ず食べられる縁起の良い食べ物です。
形が丸いのも、「元宝」という昔のお金やお財布として使っていた巾着、桃など、福を呼び込むと信じられているものをかたどっているそうです。
今日は、白菜と豚肉の餃子でした。
ミニトマトやトウモロコシ、酸菜入り等、日本の餃子では見かけない具材入りの餃子も美味しいですよ。
是非是非お試しあれ。