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「 Ho-Hsin 」

台湾市民の足 “長距離バス”

 
2016年5月2日 カテゴリー:台湾, 生活

こんにちは、

クラウンライン台湾で御座います。

 

ここ台湾でも熊本地震の報道が連日入ってきております。

 

熊本住んでいる私の友人は安否の確認が取れてほっとしておりますが、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

今回の地震で犠牲になった方々とそのご家族に、深い哀悼の意を表します。

一日も早い災害の終息と、被災地の復興を願ってやみません。

 

* * *

 

さて今回私が皆様にご紹介するのは台湾市民にとって必要不可欠な移動手段…

 

「長距離バス」です!!

 

日本の方にとってはあまり馴染みのない移動手段ですが台湾の長距離バスは

 

・安い!(新幹線の約半額)

・豪華!!(革張りシート、テレビ付き)

・快適!!!(男性でも足を真っすぐ伸ばせます)

・24時間運航!!!!

 

長距離バス事業の自由化が進んでいる台湾では、2列座席が当たり前でビデオサービス付き、トイレ完備といった豪華なバスがたくさんあり、複数の会社による競争の結果、日本より快適で便利なバス運行が実現しているようです。

 

これがその座席です。

160502tw01_hohsin

 

足元にはフットレストがあり(手元のリモコンで操作)、全座席の足元にはコンセント(これだけでも新幹線より有り難い)、専用のテレビモニターで映画もゲームも音楽も楽しめます。

 

ちなみにここのバス会社は和欣(Ho-Hsin)というところです。

※高雄→台北=710元でした

 

写真は高雄駅前の通りにあるバス乗り場(奥にも別会社の乗り場があります)

160502tw02_hohsin front

 

さらに台北から各地域に行く時にはもっと便利です。

160502tw03_Tpe bus sta

 

台北駅から臺北轉運站(たいぺいてんうんえき)の案内板の方向に従って行くと巨大なバスターミナルに行きつきます。

 

ここでは各バス会社のチケットを買うこともできますし、コンビニや薬局・飲食店なども充実しており、快適に待ち時間を過ごしたり長い旅路の準備などもできてしまいます。

 

こちらが1Fのチケット売り場。看板の色ごとにバス会社が違います。

(深夜から朝まで各バス会社とも1時間に1本以上は運航していました!)

160502tw04_ticket booth

 

24時間運航も助かりますが、さらに便利に感じたのが予約なしですぐに乗れたことです(約1時間待ち)。

 

チケット係りの女性は英語を喋れる方もいましたし、目的地だけを言えば空いてる時刻のバスを提示してくるのでイエスかノーを言って支払えば、あとはどこのバス乗り場に行けば良いかをチケットに書いて教えてくれます。

 

こちらはUbus(統聯)という会社。台北→高雄が470元と破格の安さ…

160502tw05_ticket

↑右上にメモしてくれたチケット(たぶん“3樓13[=3階13]”と書いてある)

 

しかし席は和欣(Ho-Hsin)程ではなく、値段相応といった感じでした。。。

※電源なし、3列席、狭い、足が伸ばせない

160502tw06_ubus

 

さて、いかがでしょうか?

 

時間はかかりますが、実際に地元の人たちの使っている移動手段を使ってみると台湾のことを少し詳しく知れた気になりました。

 

ちなみに快適さを求めるなら和欣(Ho-Hsin)バスか、それより豪華な阿羅哈(ALOHA)バスをお勧めいたします!

 

【臺北轉運站】
住所:台北市大同區市民大道一段209號
http://www.taipeinavi.com/miru/117/
※ターミナル内の店舗で24H営業なのはコンビニと薬局くらい

【和欣客運 高雄總站】
住所:高雄三民区建国二路255號
http://www.ebus.com.tw/stationsinfo/Gaosyongold.html (中国語)
※この辺りに各社のバス乗り場兼チケット売り場が集まっています。

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