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「 生活 」

国慶節

 
2013年10月10日 カテゴリー:生活, 北京

こんにちは、

クラウンライン北京です。

 

10月1日から7日まで、中国は国慶節で連休でした。

 

国慶節、日本では馴染みが無いとは思いますが

一言で言えば、今の中国こと「中華人民共和国」の誕生日ですね。

 

1949年10月1日に毛沢東主席が、

天安門広場で中華人民共和国成立の声明を出したのでした。

 

そう、「中華人民共和国」は今年で64歳になったのです。

 

街ではあちこちで「新中国64年を祝おう!」と言った趣の横断幕がありました。

64年も経っておいて『新』中国ってのもどうかと思いましたが・・。

 

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<新中国64年>

 

この連休中、私は何処へも行かず、北京市内に籠っておりました。

大気汚染が深刻な北京ですが、流石に国家設立記念日の国慶節だけは

快晴で無いと64歳の中華人民共和国産の威信に関わると言う事で、

当日は見事な晴れでした。

 

中国政府は、本当は天気をある程度までならコントロールする事が出来るのです。

 

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<秋晴れ>

 

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<羊雲>

 

え?天気をコントロール??

何でそんな根も葉もないような角の立つ事を言うかって?

 

私も中国に来るまでは信じていなかったのですが、これは本当です。

 

詳しい仕組みは分かりませんが、

中国では人工衛星か何かで人工的に雨を降らしたり、

雲を取り除いて晴れにする事が出来るみたいです。

 

それなら毎日コントロールして、

北京の大気汚染も取っ払ってしまえばいいのに、って思うんですが、

それは出来ないみたいですね。

 

何故ならこの7連休、空気がきれいだったのは最初の2日間だけでしたから。

 

まぁ、あくまで私の推測ですが、

人工衛星で天気をコントロールするには莫大な費用を要すると言う事なのでしょう。

 

だからやっぱり、

日々の暮らしの中から空気を綺麗にしていく努力をしないといけないんですね。

 

人工衛星に頼ってばかりはいられないんです。

 

何だか憶測と推測だけで進めてしまいましたが、今日は以上です。

 

K

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9.18

 
2013年9月18日 カテゴリー:生活, 北京

9月18日は中国にとってとても重要な一日です。

満州事変、いわゆる日中戦争開戦から82年目を迎えます。

 

毎年この日は中国在住の日本人に対し、外出自粛を呼び掛けられ、

夜もあまり大騒ぎをしないよう努めた方が良いようです。

 

尚、去年の尖閣諸島問題のデモのピークは当然9月18日でした。

国が日本敵視を徹底的に呼び掛け、大勢の人があのデモに参加した訳ですが、悲しいですね。

 

当時、中国のローカルマッサージ店のお兄さんが私の友人にこう漏らしたそうです。

 

「こんな事をやって何になるんだろう。同じ中国人として僕はとても恥ずかしい」

 

こう言う表現は失礼なのでしょうが、

中国におけるマッサージ店の店員さんと言うのは決して収入は高くなく、

人によっては、ちゃんと学校を卒業していない人もいます。

 

ですが、明らかにあのデモはおかしいと感じたんですね。

 

日本が好きな中国人も沢山いるわけで、

国の方針によってコントロールされた反日ってバカバカしいですね。

 

今日、大阪府で川に落ちて溺れそうな小学生を中国人留学生が救出した、というニュースを見ました。

また、私の友達の中国人は料理が大好きで、連日私たちを家に招き、美味しい地元料理を振舞ってくれます。

 

中国の人は皆、とても優しい心を持っています。

 

国家のイデオロギーだとか、世論とか、そう言うのに左右されず、

自分の目で見た物を信じて行きたいモノですね。

 

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K / クラウンライン北京

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中国新幹線

 
2013年9月9日 カテゴリー:生活, 北京

ちんかんちぇん。

私が幼年時代、そう呼んでいた新幹線の事だそうです。

 

日本では丸い鼻(?)の新幹線はもう走ってないんですね。

でも、丸鼻君はイギリスのヨークと言う街の鉄道博物館に展示されているのを見て、

感動したのを覚えています。

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<丸っ鼻新幹線>

 

ちんかんちぇ・・・新幹線は僕にとって永遠に憧れの存在です。

この間、とある事情から久々に日本の新幹線に乗ったのですが、

新横浜ー姫路間、僅か3時間で着きました!

新幹線が速いのか、日本が狭いのか・・やっぱり凄いですね~。

 

そして中国でも新幹線が走るようになり、とても便利になりました。

中国で新幹線がデビューしたのは、2007年4月16日。

ちんかん・・新幹線マニアを自称する僕は、日にちを今でもハッキリ覚えています。

 

デビュー当時最高時速260キロ程だった中国新幹線は、

2010年に最高時速350キロに達し、スピードキングの栄冠をほぼ手中にしました。

 

・・が、同じく2010年の8月に話題になったセッコウ省の大事故以来、軌道修正。

以後、最高速度は300キロ前後と日々下降線を辿り続けています・・。

最近では300キロに達する事はめったに無いような気がします。

 

それでも私が中国の土を初めて踏んだ13年前は、

北京ー上海間は17時間でしたが、今ではたった5時間で行く事が出来ます。

 

A「中国の電車ってマジおっせーよな~」

B「中国こそ新幹線が必要でしょ!(国土が)広いし!」

C「そんなん無理無理!夢だね!夢!!!」

 

13年前、当時留学生だった私はクラスメートとこんな会話をしていたものでした。

日本の技術を盗んだ…とか色々言われてますが、

どちらにしてもたった10年前後で夢の新幹線が当たり前のように全国を走るようになってしまう。

 

新幹線は中国の発展スピードの象徴だと、個人的には思っています。

 

実際、フライトスケジュールが乱れまくりの中国国内線の飛行機よりも、

ほぼ時間通りに動き、車内でネット、仕事も出来るため、

日本人駐在者でも新幹線の方をメインの移動手段として用いる人は、確実に増えています。

 

尚、写真は天津駅で見かけた謎の黄色い新幹線です。

いつかこれにも乗りたいな~。

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<イエロー新幹線>

 

K / クラウンライン北京

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北京国安

 
2013年8月19日 カテゴリー:生活, 北京

クラウンライン北京です。

 

日曜日に工人体育館に行ってきました。

 

北京国安のホームスタジアム。

試合のある日になるとこの周辺には国安の緑色のユニフォームを着た人達で溢れ返ります。

 

中国のサッカーチームは日本のプロ野球みたくチーム名にスポンサー企業名が付くんですが、

スポンサーが目まぐるしく変わるようで、チーム名もしょっちゅう変わります。

 

大洋ホエールズ⇒横浜ベイスターズ⇒DeNAベイスターズ・・・のような名前の変更が

毎年ペースで起こるのもザラじゃありません。

 

だけど北京だけは少なくとも私が初めて中国を訪れた2000年から

13年間一度もチーム名が変わっていないのです。

 

この間、あるサッカーマニアと話をした所、北京国安のスポンサーは軍隊関連なのだそうです。

ナルホドなあ〜。

だから北京だけずっと「国安」なんですね。

 

チームもやたら人気あるし、毎年そこそこ強い理由も分かった気がしました。

 

K

 

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日本の夏

 
2013年8月16日 カテゴリー:生活, 北京

クラウンライン北京です。

 

先週まで日本におりました。

この季節は例年中国におり、2004年以来 9年ぶりの日本の夏。

気付いた事、感じた事を簡単に羅列してみる。

 

1.ネクタイをした男性が極端に減った。

何処の会社もクールビズという事で殆ど誰もネクタイをしていない。
去年客先訪問の際にネクタイをしない私を

「お前ネクタイ何でしねえんだよ!!」

と、クドクド説教してた東京に移ったかつてのボスも今では

「俺は(ネクタイを)しねえよ!!」

と、180度方向転換。

中国で働いている日本人の皆さん!
暑い中無理してネクタイなんかしなくていいみたいですよっ!

 

2.CD屋の激減

地元の新星堂がゴールデンウィークの一時帰国時に行ったら無くなっててショックを受けたが、
横浜西口Moresのタワレコも潰れておりました(涙)…

音楽はどうやら完全にネット配信の時代に突入した模様です。

 

3.蝉の鳴き声

実家は山の中にある為蝉が多い。

暑いので夜明けのヒグラシのカナカナプレリュードで目覚め、
ミンミン(ミンミン蝉)、
ジージー(アブラ蝉)、
シャーシャー(クマ蝉)
と、
ロックフェスが日中鳴り止む事無く続き、エピローグもヒグラシカナカナで終わる。

中国の蝉は人間同様声だけやたらデカク、ひたすら暑さを煽るが、
その点日本の蝉はやはりどこか風情がありますね。

だけど日によっては夜でも気温が下がらぬ為、一晩中外で蝉がジージー鳴いてるなんて事も…。

以上。

 

まぁ、とにかく暑かった。

気温Over40の上海に比べたら大した事は無いんだろうが、
中国みたくタクシー移動はせず、徒歩の場面が多いので
汗ダラダラで「暑い!!」と感じる時間帯が長いのです。

そして北京に戻ったんだが、やはり蒸し暑い。

北京の夏って乾燥しているって聞いてたんですけどねえ。

 

K

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